夜回り先生

ここ2,3年良くテレビで目にする、青少年の非行防止のための活動をしている高校の先生。水谷修、通称夜回り先生。新宿や渋谷、横浜などの繁華街で夜遅くまで遊んでいる中高生に声をかけているという。この人は自宅でも電話やメールで子供達の相談に乗っているが、その内容は大きく分けるとリストカットや自殺未遂などの自傷行為からオーバードーズ、薬物中毒、学校や家庭での問題など様々なようだ。この先生によると今の日本で薬物中毒の子供を助けることが出来るのは10人程度だという。そこで疑問なのが日本にたくさんあるNPONGO、その他のボランティア団体なんかはいったいなにをやってるのか?ということだ。個人でもこれだけのことが出来るのだからもっと多くの人が手伝えばもっと多くの子供を救うことが出来るはずだ。ユニセフのチャイルド・スポンサー制度みたいに一人の子供に対して一人の大人が継続的に相談に乗ったり話を聞いてあげたりしてその子供が自立できるようになるまでバックアップする。そんなボランティアがあっってもいいと思う。いずれにせよこの先生の負担は大変なものなのだから。